【プレスリリース】早崎瀬戸において計画する潮流発電の実証実験に関し、日本財団の助成に採択されました!
一般社団法人 早崎潮流発電推進研究会(代表理事:相川 武利、所在地:長崎県南島原市)は、2023年8月に島原半島口之津地区の早崎瀬戸において計画する潮流発電の実証実験に関し、2月28日に日本財団の助成採択通知を受けました。
地球温暖化問題やウクライナ戦争によるエネルギー安全保障の重要性が高まる中、国内の再生可能エネルギー供給の拡充は急務となっています。潮流は、天候に左右されず、予測可能性、確実性、安定性で優れたエネルギー源ですが、わが国では、これまで実用化にむけた研究が欧米に比べあまり進んでいませんでした。同研究会は、学術研究成果を実用技術として社会実装に引き上げることを主たる目的としており、わが国発の技術と蓄積されたエンジニアリング力で国内外の潮流発電展開に繋がることを目指しています。
今次の実験は、日本大学 理工学部 海洋建築工学科 居駒知樹教授の研究成果を受け継ぎ、海岸地形の複雑なわが国の潮流条件の特性に対応するため、可変ピッチ機能付き縦軸水車(ダリウス式タービン)をセミサブ浮体方式により行う画期的なもので、現在実験機の製作に向けて準備に入っています。実験には複数の企業のほか大学研究者、大学生、地元高校生などが参加する予定となっております。
今月19日には、同研究会主催により、居駒知樹教授を招いて、「世界の海洋エネルギー動向と早崎潮流発電の可能性」をテーマに一般公開講座(参加無料、定員制限あり)を予定しています。 ※詳細はこちら



【本発表に関する問い合わせ先】
一般社団法人 早崎潮流発電推進研究会 代表理事 相川 武利まで
( Tel:080-8366-7323 Email:aikawa@hayasaki-stream.or.jp )